2021.02.17 10:00みそひともじの魅力私が今回ここに書きたいのは、「現代短歌」です。合計31文字の小さな世界は、ふとした時に思い浮かんでは心が華やぐような大きな魅力を持っています。一冊の本を読む時間はなくとも、SNSで『短歌』と検索するだけなら可能だという人は多いのではないでしょうか。制約の多い今、何か新しいことを手軽に始めてみたいという方にとっても短歌を読んでみるのはぴったりのチャレンジだと思います。また、短歌といえば百人一首のような和歌をイメージする人が多いかもしれません。文法や単語を覚えなければならず、一朝一夕では楽しめないもの、そんな印象を持っている方におすすめしたいのが、現代短歌です。おそらく最も有名な作品は、俵万智の「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」で...